愛知では知らない人がいない喫茶店

愛知県に住んでいるから、誰でも毎朝、喫茶店でコーヒーを飲む―――というわけでは決してなく、1人で喫茶店に入るなんてできない、って人も沢山います。

知らない場所で、知らない喫茶店に入るのは、結構勇気が必要です。なぜなら愛知の喫茶店は、わたしがいつも行く喫茶店のように、常連さんばかりが集まるお店が多いからです。

愛知県民が年間に喫茶店でコーヒーを飲む回数はおよそ50回、と何かのアンケートに出ていました。つまり、1週間に1度です。

え~、嘘でしょ~、ってのが正直な感想です。だって、わたしがいつも行く喫茶店では、殆どみんな毎日顔を合わせます。ということは、週に5日通うとして、50週、年間で250日ほどになります。

それでも年間50回は全国でダントツの数字です。

週に1度のコーヒータイム。

言われてみればうちの近所にある、いくつものチェーン店を展開する、愛知では超有名な喫茶店。

毎週日曜日はいつも並んでいます。どこの店舗も、いつも並んでいます。

並ぶことが当たり前になっているそのお店、モーニングサービスはパンと玉子だけなのに、なぜこんなに人気があるのでしょうか。

知らない土地で、もしもこのお店をみつけたら、わたしは迷わず入ります。それほど入りやすいお店なのです。

理由は雰囲気でしょうか。ログハウス調の落ち着いた店内はのんびりとくつろぐことができ、どんなに混雑していても絶対に相席はさせません。ですから自分だけの時間を大切にすることができます。

そしてカップの大きさや形ですね。

カップもグラスもかなり大きめですし、ブーツ型のグラスや、ふた付きのタッパのようなグラスで出て来るドリンクもあります。家族みんなが楽しめるメニュー。それが沢山のお客様を惹きつけているのだと思います。

愛知県民の特徴として、喫茶店に行く回数はダントツですが、コーヒーを買って家庭で飲む量は全国で30位以下だそうです。ということは、愛知県民はコーヒーが好きというわけではなく、喫茶店が好きということになりますね。

だから、こうしてゆったりとくつろげる空間に人は集まって来るのでしょう。