わたしが毎朝通う喫茶店は常連の溜まり場
わたしは毎朝、喫茶店でコーヒーを飲みます。
わたしがいつも行く喫茶店は、お洒落な雰囲気でもないし、変わったモーニングサービスがあるわけでもありません。
トーストと茹で玉子と野菜サラダがつくだけの、シンプルなモーニングセットで、50代のママが1人で切り盛りしている、小さなお店です。
そこには毎朝、殆ど同じ顔ぶれが集まります。
集まる顔ぶれは、仕事をリタイアした年金生活のオジちゃん、そこの商店街で別のお店をやっている経営者たち、パートへ出掛ける前のオバちゃん、そんな方々です。
わたしは専業主婦なので、ヒマなときは朝一番から昼ぐらいまでそこにいます。だからお店に来るお客さんの顔は殆ど知っています。
お店で知り合い、親しくなり、個人的にランチやショッピングに出掛けたりする仲間もできました。
都会だと、隣に住んでいる人の顔も知らない、なんて薄情な世の中ですが、この喫茶店に集まる人々は人情味あふれる人ばかりです。
誰かが困っていれば、すぐに助けてくれます。
2、3日、お店に顔を出さないと、具合が悪いんじゃないかと、誰かが見に来てくれます。具合が悪ければ、食べるものを持って来てくれたり、買い物に行って来てくれたりもします。
わたしも、何度か、お店のママや常連さんたちに助けてもらったことがあります。
子供が小さかった頃は特に、頼りになるのは「遠くの親より、近所の他人」でした。
喫茶店ってコーヒーを飲むだけの場ではなく、人と人との交流の場でもあると思います。
と言っても、都会じゃこうも行かないでしょうね。
都会の、ちょっと気取った喫茶店では、お客様同士が喋るなんて有り得ないし。
「畑で今採れたばっかりの大根、持ってきたぞ~」
「肉じゃが沢山作ったから、みんな、食べる?」
「スーパーでお饅頭の安売りしてたから、沢山買ってきたよ」
「この通販、1万円以上で送料無料だから、みんなで買おうよ」
そう言いながら、毎日、常連さんが通って来ます。
お洒落でもない。変わったものが出て来るわけでもない。そんな平凡な喫茶店だけど、わたしはこのアットホームな雰囲気が大好きです。